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イベント

【学生向け】2022年度【研究医養成コース】第1回技術セミナーを実施しました。

2022年7月4日 / イベント

2022年度 第1回 技術セミナーを終了しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 研究医養成コースの低学年の、昨年のこのセミナー未修の方を対象とした、第1回技術セミナーを4月22日、27日 及び 6月2日、7日、9日、13日の計6日間、開催しました。

 今年は、会場となる人体病理学教室の移転が5月にあったため、このような開催日となりました。 内容はいずれも実験の基礎 ‘基本のき’と題して、実験に際して最低限理解しておくべき注意事項、測定容器の目盛りの読み方、ピペットエイドとマイクロピペットの使い方の講習と、「タンパク定量」の実技演習でした。4月は研究室配属前の1年生8人が参加してくれ、6月には配属は決まったがまだ本格始動していない1年生6人、学士入学の方々を含む2 年生4人と、夏に国内留学を控えた3年生1人、総勢19人が参加してくれました。

 

 

 

 

 

 

 みんな熱心に聞いてくれ、実験にも意欲的に取り組んでくれました。実技演習では、ほとんどの人がパーフェクトに近い検量線を書くことができ、また、未知試料の濃度測定もおおむね正確に行うことができました。実際に一連の作業を完結することで、操作が身についたのではないかと思います。

 

 

 受講後アンケートでも、興味深かった、今後の研究に役立つと思うという意見を多くいただきました。参加者の中には、既に、所属教室の方で毎日研究に励んでおられる方や、入学前に研究に携わっていた方が何人もおられましたが、その方々からも既に知っていることだったが、再認識できて有意義だったと言っていただくことができました。コロナ禍で高校時代の実習がなくなったり、実習はあったが分担制だったりと、自分が手を動かす機会がなかった人が多く、実技実演を楽しんでもらえたようです。

 他の技術も学びたい、より応用的な技術を知りたいとのアンケートの意見にできるだけ応じていきたいと思いますし、今後のセミナーが、学生さんにとってより有意義なものとなるよう、努めていきます。

 また、長期に渡って複数回のセミナー開催となりましたが、無事執り行えたのは、学生課の方々など、皆さまのおかげと感謝しています。

 第2回技術セミナーは、夏休みに、培養細胞からのタンパク調製とウェスタンブロットという内容で開催したいと思っています。たくさんの学生さんの参加をお待ちしています。

                              

文責:谷浦

 

 

 

 

 

 

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