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イベント, 新着情報

【学生向け】2023年度第2回技術セミナーを実施しました✨

2023年11月15日 / イベント, 新着情報

2023年度 第2回 技術セミナー を終えて

 

 

 

 

 

 研究医養成コースの低学年の学生を対象とした、本年度 第2回の技術セミナーを8月上旬から9月中旬までに計14日間、開催しました。1回のセミナーは連続しない2日間という日程で行い、1年生 10人、2年生 2人の 計12人 が

参加してくれました。テーマは昨年の第3回で扱った「DNA/RNAの取り扱いと形質転換」としました。遺伝子組み換えを含むため、120分の講義ビデオを視聴して、遺伝子組み換え取り扱い従事者の申請をした人が参加できる、

ややハードルの高いセミナーでしたが、参加希望者全員が、夏休みにもかかわらず、しっかりと講習を受けて、参加してくれました。

 

 

     

 

 

 内容としては、株化細胞からのRNA抽出、RT-PCRによるcDNAへの変換、そのcDNAを鋳型とした目的配列DNAのPCRでの増幅、さらに、Vector への組み込みと、形質転換、プラスミドの精製と制限酵素処理産物のアガロースゲルでの解析、それに加えコンピーテントセルの調整と、一通りの実験操作を体験してもらいました。

 

 皆さん、真剣に取り組んでくれて、大いに手ごたえを感じました。受講後のアンケートでセミナーの内容についての問いには、初めて知ることが多く興味深かった、もしくは、既に知っていることが多かったが再認識できて有意義だった、と言っていただきました。また、9割の方が、今後の研究に役立つと思う、ある程度役立つと思う、と回答してくれました。

 

 🟠🟠自由記載欄には、🟠🟠

  • 生物の授業や1回生の時に学んだPCRや電気泳動を実際に自分の手でやってみることができ、とても嬉しかったです。
  • 電気泳動の時に使うアガロースゲルの製作等、実際に研究を行う時には自分でやらなくてはいけない過程まできちんと体験できるのがとてもよかった。
  • 自分で操作をして、最後に電気泳動させるところまで集中力が必要でしたがとても達成感がありました。

など、楽しく参加し、有意義に感じてくれた学生さんの声を聴くことができました。

 

 

 

 前準備が大変だったり、機材器具が必要だったり、大変な面もありましたが、学生さんが喜んでくれて、十分に報われました。春休みに行うタンパク質を取り扱う第3回の技術セミナーにも多くの学生さんが参加してくれるよう、働きかけたいと思います。

                                               文責:谷浦

 

   

 

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