医学・看護学教育センター
Education Center
for Medicine and Nursing
「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ2024 第三弾!は2024年9月6日(金)16時から「地域医療×公衆衛生 家庭医から学ぶ!地域住民集団の健康を守る」と題して開催いたしました。今回、グループワークをするということで、学生同士でテーブルを寄せ合い、学生15名、教職員2名が受講いたしました。
今回、以前から課外授業シリーズでお世話になっている医療法人滋賀家庭医療学センター弓削メディカルクリニックの中村琢弥先生をお迎えいたしました。中村先生はジョンズホプキンス大学で公衆衛生大学院修士号(MPH)を取得されていていることから、大学院修士号の取得に至るまでのお話しをしていただき、学生さんにとって興味深いものをなりました。
中村先生がご勤務されている弓削メディカルクリニックは竜王町に所在しているので、竜王町での終末期について、住民の方の思いや地域の方へのさまざまの周知や行政と関わりについてお話しいただきました。
グループワークでは、「ワクチンを多くの方へ届けたい」とし、初めてのワクチンでまだ住民の方に不安があり、十分な予防効果があるものをどのように住民の方に接種してもらえるようにするのか、という課題となりました。低学年、高学年問わず、あまり考えたことがない課題に皆さんで、熱心に話し合いをされていました。
✨参加者からの感想✨
・MPHを取ることによる医師生活へのメリット。
・公衆衛生に対してどのように取り組んでいくかをグループワークを通じてよく学べました。
・公衆衛生のコースをとることで、研究に繋がるだけでなくキャリアが広がるということ。
・双方向型の講義で楽しかったです。
中村先生からありがたい助言などをいただき、質問も途切れることがなく時間を延長しての終了となりました。
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