医学・看護学教育センター
Education Center
for Medicine and Nursing
課外授業シリーズ2024の最終は、「地域ケア・街歩き」出会いと歩みで“みるみる”めぐる長浜城下町ツアー」として長浜を散策しました。今回、浅井東診療所 所長 松井 善典先生、アネラ訪問看護ステーション 管理者 北川 理恵様、一般社団法人 sweetハート 元長浜市保健師OB 織田 里美様、長浜まちづくり株式会社 常務・風景デザイナー 竹村 光雄様にお話しを伺うことができました。
場所は、長浜を代表する近代和風建築の北国街道 安藤家をお借りしました。長浜市内を散策しながら、各講師の方から地域の特徴や課題についても聞くことができました。
✨参加者からの感想✨
・医師から患者さんに対して助言をするのではなく、患者さんが自発的に行動変容ができるように促すことによって患者さんが自ら健康を維持できるようになることが最も学びなりました。
・保健師の方が、住民の方を積極的に支援するより一歩引いた立場で支援を行い住民の方の自立を促すべきであるというお話が大変印象深かったです。
・長浜という歴史ある街、そこで活動してきた方々、また、未来のために今活動されている方々からお話を聞くことで、まちづくりや地域医療を考え際に、時間軸を取り入れるのとができるようになったと感じます。
座学とは違い、その土地に足を踏み入れることで感じれるものが多くありました。地域をよく知っておられる講師の方々との対話から、患者さんとのコミュニケーションをとるための多くのことを知ることができ、学び多いものとなりました。
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「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ2024 第四弾!は2024年9月20日(金)17時から「家庭医療×まちづくり医療と地域の新しいつながりを考える~全ての医療従事者、学生のために!人と地域の絆を学ぶ~」と題して開催いたしました。1年生の前期配当科目である「医学概論Ⅰ」で講師をしていただいており、20年以上訪問医療をされ、地域丸ごとケアを考えておられる永源寺診療所 所長 花戸 貴司先生をお迎えしました。今回、学生16名、教職員2名が参加いたしました。
花戸先生ご自身の現状のお話しを含め、介護についてお話しいただきました。人口減少社会の中で、単身の高齢者の増加がみられることで、本人だけでなく介護家族も含めて社会的孤立にならないようにすることが大事だということ、地域とのつながりが大切だということをお話ししていただきました。先生の診療所内に併設されたフィットネスジムやレストランは、地域の人とのコミュニティが築きやすいようにされていることがわかり、学生の皆さんには新しい気づきとなる貴重なお話しでした。今回、随所にクイズや質問を取り込んでいただき、QRコードで回答するなど、今までにない形で学生さんは参加されすることができ、楽しい時間になりました。
✨参加者からの感想✨
・高齢化や人口減少など、現在の日本社会にある問題について、具体的なデータやグラフを見て理解を深めることができました。
・社会的孤立の中にも種類があり、時代や地域に応じて現状を正しく把握して対応することが大切だということ。
・花戸先生が、高齢化・人口減少が進む社会の中で、抗いながらも前に進んでおられる様子が印象的でした。また、私はコミュニティづくりにも興味がありましたが、そのヒントを得ることができました。
質問も途切れず、丁寧にお答えいただき有意義な時間を過ごすことができました。
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「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ2024 第三弾!は2024年9月6日(金)16時から「地域医療×公衆衛生 家庭医から学ぶ!地域住民集団の健康を守る」と題して開催いたしました。今回、グループワークをするということで、学生同士でテーブルを寄せ合い、学生15名、教職員2名が受講いたしました。
今回、以前から課外授業シリーズでお世話になっている医療法人滋賀家庭医療学センター弓削メディカルクリニックの中村琢弥先生をお迎えいたしました。中村先生はジョンズホプキンス大学で公衆衛生大学院修士号(MPH)を取得されていていることから、大学院修士号の取得に至るまでのお話しをしていただき、学生さんにとって興味深いものをなりました。
中村先生がご勤務されている弓削メディカルクリニックは竜王町に所在しているので、竜王町での終末期について、住民の方の思いや地域の方へのさまざまの周知や行政と関わりについてお話しいただきました。
グループワークでは、「ワクチンを多くの方へ届けたい」とし、初めてのワクチンでまだ住民の方に不安があり、十分な予防効果があるものをどのように住民の方に接種してもらえるようにするのか、という課題となりました。低学年、高学年問わず、あまり考えたことがない課題に皆さんで、熱心に話し合いをされていました。
✨参加者からの感想✨
・MPHを取ることによる医師生活へのメリット。
・公衆衛生に対してどのように取り組んでいくかをグループワークを通じてよく学べました。
・公衆衛生のコースをとることで、研究に繋がるだけでなくキャリアが広がるということ。
・双方向型の講義で楽しかったです。
中村先生からありがたい助言などをいただき、質問も途切れることがなく時間を延長しての終了となりました。
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「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ2024第二弾!を実施しました。
今年度第二回目となる「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ2024 第二弾!は2024年8月29日(木)17時から「医療・アート・デザイン・公共―プライマリ・ケア医×医系技官―」と題して開催いたしました。台風10号が接近している中、台風の進路を確認しながらの実施となりました。当大学で同級生だった、浅井東診療所の髙石亮太先生、厚生労働省 健康・生活衛生局健康課地域保健室の松下詢先生をお招きしました。学生25人、研修医1名、教職員4名の合計30人の参加となりました。
卒後6年を経て凱旋された先生方の講演は、対話形式でスタートしました。
行政やアートに触れ、医療という日常から少し目線をずらしてみることで、今までには見えていないものへの気づきがあり、学生が抱える悩みや引っ掛かり、またこれから迎えるだろう岐路についても、明るく照らすものだと、先生方の経験を踏まえエールが込められたご講演をしていただきました。医療の枠組みを外し、異分野に触れることの大事さについて学ぶことができました。
✨参加者からの感想✨
・デザインを用いることで生活を豊かにしたり、物事を新たな視点から考えることができることが印象的でした。
・患者さんの生き方や価値観に最適化していく家庭医療のプロセスには、クリエイティブな側面があり、アートやデザインに共通するところだと感じ、家庭医療もある種のアートだと感じた。
また、第四弾!は、当大学の講義「医学概論」でもおなじみの永源寺診療所 所長 花戸 貴司先生にお越しいただきます。「まちづくり」にフォーカスをあて、医療だけでは完結しない地域とのつながりについての講義になります。是非、皆様の参加をお待ちしています。
申込・詳細は、大学内ポスター、もしくはホームページ(第四弾!掲載)
🚩2024年10月20日(金)17:00から18:00
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2024年度「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ第五弾!を開催します。
詳しくは、下記をご確認ください。
🟠🟠第五弾🟠🟠
「地域ケア・まち歩き」出会いと歩みで
”みるみる“めぐる長浜城下町ツアー
🟠日 程:2024年10月6日(日)13:00~ 17:00
🟠日 程:北国街道 安藤家、長浜散策
🟠講 師:浅井東診療所 所長 松井 善典 先生
アネラ訪問看護ステーション 北川 理恵 様
一般社団法人sweet ハート 織田 里美 様
長浜まちづくり株式会社 竹村 光雄 様
🟠対 象:滋賀医科大学医学科・看護学科学生(低学年可)、研修医
🟠申 込:当センターへメール📧で申し込みをしてください。
件名に【第五弾】参加希望として、お名前・学年を記載して
申し込みしてください。
受付は10/3(木)10:00まで(定員になり次第締切ます。)
是非ご参加ください。
2024年度「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ第四弾!を開催します。
詳しくは、下記をご確認ください。
🟣🟣第四弾🟣🟣
家庭医療×まちづくり
医療と地域の新しいつながりを考える~全ての医療従事者、学生のために!
人と地域の絆を学ぶ~
🟣日 程:2024年9月20日(金)17:00~ 18:00
🟣講 師:東近江市永源寺診療所 所長 花戸 貴司 先生
🟣対 象:滋賀医科大学医学科・看護学科学生(低学年可)、研修医
🟣申 込:当センターへメール📧で申し込みをしてください。
件名に【第四弾】参加希望として、お名前・学年を記載して申し込みしてください。
受付は9/17(火)13:00まで(定員になり次第締切ます。)
お菓子🍩を用意してお待ちしています。是非ご参加ください。
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2024年度「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ第三弾!を開催します。
詳しくは、下記をご確認ください。
🟢🟢第三弾🟢🟢
地域医療×公衆衛生 家庭医から学ぶ!地域住民集団の健康を守る方法
🟢日 程:2024年9月6日(金)16:00~ 17:00
🟢講 師:医療法人滋賀家庭医療学センター 弓削メディカルクリニック /
ジョンズホプキンス大学 公衆衛生大学院修士号(MPH)
中村 琢弥 先生(2007年滋賀医大卒業)
🟢対 象:滋賀医科大学医学科・看護学科学生(低学年可)、研修生
🟢申 込:当センターへメール📧で申し込みをしてください。
件名に【第三弾】参加希望として、お名前・学年を記載して申し込みしてください。
受付は9/3(火)13:00まで(定員になり次第締切ます。)
🥐軽食を用意してお待ちしています。是非ご参加ください。
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「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ2024第一弾!を実施しました。
例年開催しています課外授業シリーズは、今年度で4回目を迎えることができました。今年度は、学生からのリクエストで講師に来ていただくことになり、また新たに当大学の里親学生支援室も共催に加わっていただきスタートいたしました。
今年度始めての課外授業シリーズは、学生18名、教職員3名の参加で、2024年7月22日(月)藤田医科大学の山地翔太先生をお迎えしました。タイトルを「ー地域医療と社会起業 二足の草鞋を履いてー」とし、山地先生は、弱い立場の人にもよりよい環境で生活できるよう、取りこぼしのない環境を作るにはどのようにしたらいいのか、などを青年期より考えてこられていた経緯もあって、地域医療に加えて、社会起業をされました。医師×起業という新しい立場での講演は、学生にとって興味深い内容でした。山地先生のこれまでの苦悩や迷いなども含め、時間が許す限りお話ししていただきました。時間を超えましたが質問も途切れず、丁寧にお答えいただき有意義な時間を過ごすことができました。
🎈参加学生の声🎈
・医師の働き方は多様であることを学びました。前例のないことに対しても、誰かに相談するなど、まず行動に移すことで実現に近づくことを学びました。
・医療水準の向上には総合診療医、プライマリケア医の増加が必須であることが学びになった。
・これまで聞いたことがないような、医者×企業という社会企業の視点でのお話を聞くことができたのは非常に刺激的でよかったです。
また、次回第二弾!は、浅井東診療所 髙石亮太先生と厚労省健康・生活衛生局健康課地域保健室 松下詢先生にお越しいただきます。今回は、地域医療からもう少し視野を広げて、医療とアート/デザインの関わりについて、オープンセッション形式の講演会を開催したいと思います。是非、皆様の参加をお待ちしています。
申込・詳細は、大学内ポスター、もしくはホームページ(第二弾!掲載)からお願いします。
🚩2024年8月29日(木)17:00から18:30
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2024年度「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ第二弾!を開催します。
詳しくは、下記をご確認ください。
🟠🟠第二弾🟠🟠
『医療、アート、デザイン、公共』―プライマリケア医×医系技官―」
🟠日 程:2024年8月29日(木)17:00~ 18:30
🟠講 師:浅井東診療所 髙石 亮太先生
厚労省健康・生活衛生局健康課地域保健室 松下 詢先生
🟠対 象:滋賀医科大学医学科・看護学科学生、研修生
🟠申 込:当センターへメールで申し込みをしてください。
件名に【第二弾】参加希望として、お名前・学年を記載して申し込みしてください。
受付は8/26(月)13:00まで(定員になり次第締切ます。)
🍱軽食を用意してお待ちしています。
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