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イベント, 新着情報

【学生向け】2025年度第4回輪読会を実施しました。

2026年3月5日 / イベント, 新着情報

2025年度 第4回 輪読会を終えて

 

 1月23日(金)に2025年度 第3回 輪読会を開催いたしました。今回も3名の学生さんに発表していただきました。

 

 1人目は2年生の深山枝愛さんが、Ukaji T, et al. AAV-mediated base editing restores cochlear gap junction in GJB2 dominant-negative mutation-associated syndromic hearing loss mode. JCI Insight. 2025. PMID: 40059830を発表してくれました。難聴の原因になる遺伝子変異に対する遺伝子治療の開発に関連する論文で、難しい遺伝子組み換え技術の機序から臨床応用に至るまでに超えるべき問題点など、たくさんの事前学習を感じさせてくれる非常に良い発表でした。

 

 

 

 

 

 

 2人目は1年生の平山音果さんが、Wang J, et al. TRIM47 drives gastric cancer cell proliferation and invasion by regulating CYLD protein stability. Biol Direct. 2024. PMID: 39516831を発表してくれました。胃癌におけるTRIM47というたんぱくの役割を主題にした論文で、In vitroにおける様々な実験を実験方法から意味までしっかりと解説してくれました。ご自身の研究に活かしていただきたい内容となっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 3人目は1年生の森竹貫人さんが、「Health inequities among British civil servants: the Whitehall II stud」というタイトルで2本の論文をまとめて発表してくれました。健康の社会的決定要因(SDH)に関する研究の発表で、職位と冠動脈疾患死亡率の関係性について詳しく説明してくれました。堂々とした発表で、普段から研究活動を頑張っていることが伺える内容になっていました。

 

 

 

 

 

 

 今回は15名の学生さんに参加していただきました。どの論文も少し内容が専門的であったせいか、学生さんからたくさん質問があがるわけではありませんでしたが、最後に1人ずつ感想をお願いすると、それぞれが聞きながら思っていたことを少しずつ話してくれました。参加者の多くが低学年であることもあり、biologyの複雑な話になると「?」になってしまうのは当然です。しかし、そこで聞いたことはもう「初めてのこと」ではなくなります。この積み重ねこそが重要なプロセスになりますので、今回参加いただいた学生さんたちには良い経験をしていただけたと思っています。終了後には、来年度の輪読会が4回から5回に回数Upすることを告知させていただき、嬉しそうにしてくださっている学生さんが多くいたことを非常に嬉しく思いました。

 

 最後になりますが、今回の2025年度第4回輪読会は、学務課および医学・看護学教育センターの方々、特に前任者である谷浦先生の手厚いサポートのもと、無事開催することができました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。今年度もありがとうございました。

 

文責:前川 毅

 

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