医学・看護学教育センター
Education Center
for Medicine and Nursing
今年度、始めての「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ2025 第一弾!は2025年7月2日(水)16時半から「訪問看護の魅力をたっぷり味わいながら・・・多職種連携のコツをつかもう」と題して開催いたしました。講師に訪問看護ステーションゆげから雨森千恵美先生をお迎えしました。今回、医学科10名、看護学科12名の参加者があり、看護学科の学生さんに多く参加していただきました。
雨森先生は普段から些細なケアをとりいれておられ、利用者様のその人らしさを大切にされています。ステーション内ではそれぞれの役割に特化した職員がそろい、連携をとりながら利用者さんの家族も含めてケアしていく、先生方の思いにふれ、コミュニケーションの大切さを学ぶことができました。
加えて、雨森先生は滋賀DWAT災害派遣福祉チームの
メンバーとして能登半島へ派遣されたお話しを聴くことができました。訪問看護師以外に介護福祉士や介護支援員の方など住民に近い立場の方集まりが、一様にアンテナを立てられることで、地元の人の支えになることができ、活躍の場になったとお話ししていただきました。多職種連携をわかりやすくご講演いただきました。
また、これからの多職種連携で今後何が必要か、何が重要か・工夫などについてグループワークをしました。先生への質問は途切れず、講演後には多くの学生さんが残って個別に質問をしていました。とても有意義な時間となりました。
✨参加者からの感想✨
・訪問看護で多職種連携が行われていることです。それも医療従事者だけでなく、地域の人々も利用者さんを支えていると知り、感銘を受けました。
・訪問看護は一人ひとりと密接に関わることができるということが最も印象に残りました。
・他学年、他学科の人とディスカッションする機会は今まで少なく、さまざまな考えを知ることができてよかった。
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