医学・看護学教育センター
Education Center
for Medicine and Nursing
2021年11月10日 / イベント
第3回 輪読会を終えて
11月10日(水) 16:30~18:00 第3回 輪読会を開催しました。
この日は6年生の藤野さんが
Mariko Nishibe et.al (Synaptic and Genetic Bases of Impaired Motor Learning Associated with Modified Experience-Dependent Cortical Plasticity in Heterozygous Reeler Mutants | Cerebral Cortex | Oxford Academic (oup.com))について、発表してくれました。
論文は最新のものであり、行動学、電気生理学、分子生物学等を含む内容豊かなもので、非常に興味深いものでした。非常にわかりやすく、かみ砕いて説明してくださったことから、皆さんが理解し、面白いと思っていただけたのではないでしょうか。発表後の質疑応答でもそのことが伺えました。発表は、論文の紹介にとどまらず、研究に対する姿勢や、研究時間の捻出にまで及び、後輩である皆さんに、非常に良い刺激を与えてくれたことと思います。
講義時間と被ってしまった学年もあり、CBT前日でもあったことから、出席できなかった方もあったかと思いますので、日程調整は、今後の課題です。
文責:谷浦
2021年10月1日 / イベント
第2回 輪読会を終えて
10月11日(月) 16:30~18:00 第2回 輪読会を開催しました。
この日は、3年生の小峰愛理さんが、
Lafont E. et al. TBK1 and IKKε prevent TNF-induced cell death by RIPK1 phosphorylation:Nat Cell Biol. 2018 December ; 20(12): 1389–1399. doi:10.1038/s41556-018-0229-6のFig3までについて、
また、同じく3年生の永福大暉さんが、
Roth T.L. et al. Pooled Knock-In Targeting for Genome Engineering of Cellular Immunotherapies:Cell 2020 April 30; 181(3): 728–744.e21. doi:10.1016 /j.cell.2020.03.039、について、それぞれ発表してくれました。
どちらも、非常にわかりやすい良い発表でした。参加者から、是非、自分も発表してみたいという希望者が出たことからも、よい刺激を与えてくれたものと思われます。
小峰さんには、第5回でこの続きをお願いすることになっています。
文責:向所
2021年9月22日 / イベント
2021年度 第2回 技術セミナーを開催しました。
研究の基礎を習得する第2回技術セミナーを8/27, 8/30, 8/31, 9/6, 9/7, 9/8, 9/13, 9/14, 9/15に開催し、研究医コースの6名の方(1年 4人、2 年2 人)が参加してくれました。
夏休みということで、1日目に培養細胞からcell lysate を調製し、そのタンパク定量を行い、2日目と3日目にその lysate を使って、 SDS-PAGE からWestern Blotをおこなうという3日間のセミナーを行うことができました。第1回のセミナーに参加してくれていた人も多く、また、実際に所属する研究室で研究を行っている方もあり、各工程、問題なくスムーズに進みました。得られた結果も、内部標準はしっかりと揃い、ターゲットはみんなの結果がほぼ同様の値を示し、新たな知見を証明できたと思っています。比較的時間に余裕があったので、ノートの書き方、ノートの重要性について語ったり、秤量時の注意や少量の秤量の仕方などを具体的に紹介したり、実験を失敗しない工夫などを講師の実体験からお話したりと、今後に役立ちそうな話題を織り込んでみました。少人数ならではの和気あいあいとした雰囲気の中、無事全工程を終えることが
できました。
受講後アンケートでも、興味深かった、今後の研究に役立つと思うという意見を多くいただき、第3回にも参加したいという、うれしい意見もありました。
コロナ禍、入構禁止措置が取られていたり、ワクチン接種と重なったりと、大変な事情の中、無事執り行えたのは、学生課の方々など、皆さまのおかげと感謝しています。
第3回技術セミナーは、春休みに、興味を持ってもらえるような内容で開催したいと思っています。
(文責:谷浦 直子)
2021年9月17日 / イベント
研究医養成コースに在籍する学生を対象に第2回輪読会を行います。
【概要】3年生3人による文献紹介・発表
【開催日時】2021年10月11日(月)
16:30~18:00
2021年7月29日 / イベント
研究者として必要な能力(タンパクの取り扱い、SDS-PAGE 及びWB法)を養成し、基礎医学研究能力の向上を目指すために研究医養成コースに在籍する低学年学生を対象に2021年度第2回技術セミナーを開催します。
内容は、培養細胞からのcell lysate の調製とそのタンパク定量、またSDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動とWestern Blot によるタンパク発現の検出を予定しています。
☆ 詳 細 ☆
【日 程】 8/27(金)~9/15(水)のうち3日間
同工程を3~4人程度で行います。
【時 間】9:30~16:00
但し、9/8(水)は11:00~開始
【場 所】基礎棟4階 中央 病理学講座人体病理学部門 実験室 #470
2021年7月13日 / イベント
2021年6月8日(火)から22日(火)の間で計5回技術セミナーを実施し、計18人の学生さんが参加してくれました。今回は「実験の基礎 基本のき」と題し、実験を行う上で気を付けること、よく使う器具の使い方として、特にマイクロピペットの正しい使い方を講習し、その実践としてタンパク定量を行いました。参加者全員が真剣に取り組み、ほとんどの方
が誤差の少ないきっちりとした検量線を書き、未知試料の濃度を正確に当てることができました。実施後のアンケートでも、多くの方に興味深かった、今後の研究の役に立つと思うという意見をいただきました。
こちらが予定していた時間よりも長くなってしまいがちで、終了時間が遅くなってしまったり、測定後の計算の説明ができなかったりと、不手際も多々あり、今後の課題です。
(文責:谷浦 直子)
2021年6月20日 / イベント
第1回 輪読会を終えて
第1回 輪読会が6月17日(木) 16:30~18:00 に行われました。この日は1年生 4人、2年生 7人、3年生 3人、4年生 2人、5年生 1人、6年生 1人、計18人が参加し、皆、熱心にメモを取りながら聞いていました。
今回は、論文の探し方、読み方についてのオリエンテーションで、講師を向所先生が務められました。
まず、この会の趣旨がプレゼンテーション及び質疑応答の練習であることを確認したうえで、いかにして自分に必要な論文を探すか、その具体的方法を示して説明されました。また、論文の格付けとなるインパクトファクターの意味と、どう参照すればよいかを説明されました。次に、英語論文が Letter、Case report、Review、Original article の4つに分類できることをそれぞれの例を示して、その読み方を概説されました。
そして最後に、original article の例として、卒業生の論文が、著者本人の研究発表音声を付けて紹介され、これを使って論文の読み方を説明されました。これによって、これまで英語論文を読む機会が少なかった人も、どこから読み始めて、どこを中心に読み解き、どこを最も重視すればよいかがイメージできたことと思います。
早速、次回の立候補者もあり、今後ますます盛会となるよう尽力したいと思います。
文責:谷浦 直子
2021年6月8日 / イベント
研究医養成コースに在籍する学生を対象に、論文の検索・読み方等の養成や、研究者マインドの習得を目指します。新たな知識を得るチャンスです。
【概要】
第1回 論文の探し方、読み方についてのオリエンテーション
第2回以降 各回数名ずつの文献発表とその他参加者の文献紹介を予定しています。
【開催日時】
第1回 2021年6月17日(木) 17:30~18:00
第2回目以降は、後日連絡します。
2021年6月8日 / イベント
本年度も研究者として様々な機器の使用方法・実験操作の手技の習得を目指し、基礎医学研究能力の向上を目指せるよう、研究医養成コースに在籍する低学年学生対象に開催します。「測定容器の目盛りの読み方」、「ピペットマンの使い方(正しい使い方、吸い上げてしまったときの対処)」、「タンパク定量」などの実技演習を予定しています。
♪第1回 実験の基礎
6/ 8(火) 16:10~17:30
6/10(木) 14:30~15:50
6/11(金) 15:30~16:50
6/17(木) 14:30~15:50
6/22(火) 10:30~11:50
♪第2回 夏休み集中講義 3日間を予定
♪第3回 夏休み集中講義 3日間を予定
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