医学・看護学教育センター

Education Center
for Medicine and Nursing

イベント

2022年度 輪読会の日程が決まりました。

2022年4月28日 / イベント

♪2022年度 輪読会 の開催について♪

 

 

 輪読会はこれまで、研究医養成コースの学生さんを対象に行ってきましたが、今年度から、医学科の皆様に参加していただけます!!2022年度の輪読会の予定が決まりましたので、ぜひ、参加してください。

 

≪輪読会日程≫ 

    第1回:2022年 6月23日 (木)   16:30~18:00(90分)
    第2回:2022年 8月  9日 (火)   16:30~18:00(90分)
    第3回:2022年 10月19日  (水)   16:30~18:00(90分) 
    第4回:2022年 12月  7日  (水)     16:30~18:00(90分)
    第5回:2023年   1月31日  (火)     16:30~18:00(90分)

 

 参加希望者は、以下のアドレスまでご連絡ください。なお、講義やイベント開催等の都合で変更になることがありますが、随時掲載してご連絡します。

 

≪申込方法≫

 ①下記の内容をメールにて送ってください。

   ・学籍番号

   ・学年

   ・名前

   ・発表希望の回【第何回で発表したいか(第1希望、第2希望を書いてください。)】

 

 

 ②メールの送り先は、医学・看護学教育センター代表メールになります。

  件名を【谷浦先生】輪読会申し込みとして送ってください。

 

     医学・看護学教育センター❀

     ✉:hqrinkyo★belle.shiga-med.ac.jp(★を@に変えてください。)

     件名:【谷浦先生】輪読会申し込み

 

 

≪詳 細≫

 発表希望者は、輪読会の1週間前までに、発表する予定の論文を知らせてください。論文の分野は問いません。自分の研究に直接関係するものでも、そうではないが興味を持っているものでも、何でも構いません。また、論文1篇の紹介でも、長編の論文の途中まで、一部だけでも構いません。
 発表当日は、発表資料(スライド)を輪読会当日の昼休み終わりまでにメール添付で送ってください。また、スライド原稿はUSB等で会場へお持ちください。

 

 

2022年度【研究医養成コース】第1回技術セミナーを開催します。

2022年4月20日 / イベント

2022年度【研究医養成コース】第1回技術セミナー

     「テーマ:実験の基礎 ‘基本のき’」を開催します。

 

 

 研究医養成コースに在籍する学生を対象に、2022年度も技術セミナーを開催し、研究者として必要な技能(様々な機器の使用方法・実験操作の手技)の養成、基礎医学研究能力の向上をめざします。第1回は、恒例となります、「実験の基礎、’基本の き’」。研究を始める前に知っておきたい、基礎的事項と基本操作を体験していただきます。

 

 

 

   詳  細

  ◆対象者:研究医養成コースに在籍し、セミナー受講を希望する学生

  ◆内 容:「試薬の取り扱い方 基礎知識」

       「測定容器の目盛りの読み方」

         「マイクロピペットの使い方(正しい使い方、吸い上げてしまったときの対処)」

               「タンパク定量」などの実技演習

       ◆日 時: 4月22日(金)   5限目開催

               4月27日(水)  5限目開催

             同じ内容で、2回に分けて行います(受講者確定済み)。

 

            また、この内容で6月にも開催します。5月中旬に改めて募集いたしますので、ぜひ参加してください。

 

2021年度 【研究医養成コース】第3回技術セミナーを開催しました。

2022年4月5日 / イベント

2021年度 第3回 技術セミナー

 

 研究の基礎を習得する第3回技術セミナーを3/17~18、3/24~25の2回、開催しました。年度末で何かと忙しい時期ではありましたが、研究医コースの4名の方(1年 3人、3年1人)が参加してくれました。

 今回は、予めカバーガラス上にそれぞれ播種した3種類の株化がん細胞を、4種類の抗体で免疫染色し、DAB発色法で検出する一連の実験を、2日間で行いました。このセミナーは両日程とも少人数でしたので、実演を交えた説明や、個々の操作を間近に見てのアドバイスができ、よりきめ細かな指導ができたのではないかと思います。また、今回は密を避けるため、蛍光顕微鏡の使用を見送り、DAB発色法を用いましたが、操作に関して、蛍光染色ならばどうするかも含めてお話しできたので、今後の参考にしてもらえたのではないかと思います。DAB法の良い点として、結果がすぐに細胞全体として可視化され、データの取り込みも簡単であったことから、細胞の種類によるタンパク発現の違い、細胞におけるタンパクの発現様式の違い、細胞周期の各過程における発現の違いなどを、皆、興味深く観察してくれていました。

 実験の合間には、論文を書くために必要な情報を実験時から詳細に記載しておくことの重要性や、写メを活用したノートの書き方など、研究一般に広く共通する基本事項にも触れたつもりです。

 これが初回の方もありましたが、2回目、3回目の方もおられ、セミナーとして1年に渡って関わりをもち、研究への支援ができているとしたら、うれしい限りです。 

 受講後アンケートでも、興味深かった、今後の研究に役立つと思うという意見を多くいただき、来年度の励みになります。技術セミナーは基礎的な技術の習得を目的としており、基本的には次年度以降、1年生を対象にすると考えていましたが、アンケートでは、発展した内容であれば参加したい、学年が上がっても技術セミナーは必要だという意見を頂きましたので、学生さんのニーズに合ったセミナーを考えていきたいと思っています。

 コロナ禍が続いている中でのセミナー開催でしたが、学生課の方々など、皆さまのおかげで、無事執り行うことができました。ありがとうございました。                         文責:谷浦

                                             

2021年度【研究医養成コース】第3回技術セミナーを開催します。

2022年3月17日 / イベント

 研究者として必要な能力(細胞の免疫染色)を養成し、基礎医学研究能力の向上を目指す目的として
研究医養成コースに在籍する学生を対象に第3回技術セミナーを行います。

 

 

☆ 詳  細 ☆

    【日 程】 3月17日(木)~18日(金) 、3月24日(木)~25日(金)

      【時 間】9:30~16:00(2日目は半日(午前または午後))

    【テーマ】細胞の免疫染色株化癌細胞をあらかじめカバーガラス上に

         培養しておいたものを用いて、免疫染色(DAB)を行う。

      【場 所】基礎棟4階 中央 病理学講座人体病理学部門 実験室 #470

 

2021年度【研究医養成コース】第5回輪読会を終了しました。

2022年1月24日 / イベント

第5回 輪読会を終えて

 

 1月12日(水) 16:30~18:00 第5回 輪読会を開催しました。

 この日は、3年生の二人が発表してくれました。

 一人目は第2回輪読会で論文前半を紹介してくれた小峰愛理さんの再チャレンジで、

Lafont E. et al.  TBK1 and IKKε prevent TNF-induced cell death by RIPK1 phosphorylation:Nat Cell Biol. 2018 ; 20(12): 1389–1399. doi:10.1038/s41556-018-0229-6のFig 4 以降について発表してくれました。この論文は一つ一つ丁寧に立証していき、膨大なデータから結果を導き出していくものでしたが、丁寧に読み解き、わかりやすく説明してくれました。

 

 

 もう一人は、吉村碧海さんで、Christopher D. Carey, C.D. et. al., Topological analysis reveals a PD-L1-associated microenvironmental niche for Reed-Sternberg cells in Hodgkin lymphoma : Blood 2017;130(22):2420-2430,  DOI 10.1182/blood-2017-03-770719. について発表してくれました。この論文は、生検サンプルを用いて、免疫蛍光法とデジタル画像解析により微小環境を解析するもので、これまでの発表とは切り口の異なる興味深い論文紹介でした。

 

 

 どちらの発表に対しても、活発な質疑応答がなされ、それによってさらに理解が深まりました。忙しい日程の中で、発表を準備してくれた演者にも、参加してくれた方にも有意義な時間であったと思います。

 これで、今年度の輪読会がすべて終了しました。来年度は、学生さんが参加しやすく、楽しめる輪読会を目指して、更に盛り上げていきたいと思います。

文責:谷浦

2021年度【研究医養成コース】第4回輪読会を終了しました!

2021年12月8日 / イベント

第4回 輪読会を終えて

 

 12月6日(月) 16:30~18:00 第4回 輪読会を開催しました。

 この日は、4年生の吉岡美奈さんが、

Helman A et al., A Nutrient-Sensing Transition at Birth Triggers Glucose-Responsive Insulin Secretion: Cell Metab 2020 May 5;31(5):1004-1016について、

 

 

 

また、4年生の椿遥花さんが、

Jeff Sevigny et.al.,  The antibody aducanumab reduces Aβ plaques in Alzheimer’s disease :  Nature  2016 Sep 1;537(7618):50-6 について、

 

 

 

 

更に4年生の菊池修平さんが Nishikura N. et.al., Postweaning Iron Deficiency in Male Rats Leads to Long-Term Hyperactivity and Decreased Reelin Gene Expression in the Nucleus Accumbens:J Nutr 2020 Feb 1;150(2):212-221. について

それぞれ発表してくれました。

 

 

いずれも、非常にわかりやすい良い発表でした。その後、非常に活発な質疑応答がなされました。内容の濃い、充実した輪読会でした。

  

 

文責:向所

2021年度【研究医養成コース】第4回輪読会を開催します。

2021年11月11日 / イベント

研究医養成コースに在籍する学生を対象に第4回輪読会を行います。

【概要】4年生3人による文献紹介・発表

【開催日時】202112月6日(月)
      16301800

 

 次回は、2022112日(水)1630~を予定します。

2021年度【研究医養成コース】第3回輪読会を終了しました!

2021年11月10日 / イベント

第3回 輪読会を終えて

 

 11月10日(水) 16:30~18:00 第3回 輪読会を開催しました。

 この日は6年生の藤野さんが

Mariko Nishibe et.al  (Synaptic and Genetic Bases of Impaired Motor Learning Associated with Modified Experience-Dependent Cortical Plasticity in Heterozygous Reeler Mutants | Cerebral Cortex | Oxford Academic (oup.com))について、発表してくれました。

 論文は最新のものであり、行動学、電気生理学、分子生物学等を含む内容豊かなもので、非常に興味深いものでした。非常にわかりやすく、かみ砕いて説明してくださったことから、皆さんが理解し、面白いと思っていただけたのではないでしょうか。発表後の質疑応答でもそのことが伺えました。発表は、論文の紹介にとどまらず、研究に対する姿勢や、研究時間の捻出にまで及び、後輩である皆さんに、非常に良い刺激を与えてくれたことと思います。

 講義時間と被ってしまった学年もあり、CBT前日でもあったことから、出席できなかった方もあったかと思いますので、日程調整は、今後の課題です。

 

文責:谷浦

 

2021年度【研究医養成コース】第2回輪読会を終了しました!

2021年10月1日 / イベント

第2回 輪読会を終えて

 

 10月11日(月) 16:30~18:00 第2回 輪読会を開催しました。

 この日は、3年生の小峰愛理さんが、

Lafont E. et al.  TBK1 and IKKε prevent TNF-induced cell death by RIPK1 phosphorylation:Nat Cell Biol. 2018 December ; 20(12): 1389–1399. doi:10.1038/s41556-018-0229-6のFig3までについて、

また、同じく3年生の永福大暉さんが、

Roth T.L. et al.  Pooled Knock-In Targeting for Genome Engineering of Cellular Immunotherapies:Cell 2020 April 30; 181(3): 728–744.e21. doi:10.1016 /j.cell.2020.03.039、について、それぞれ発表してくれました。

 

 どちらも、非常にわかりやすい良い発表でした。参加者から、是非、自分も発表してみたいという希望者が出たことからも、よい刺激を与えてくれたものと思われます。

 小峰さんには、第5回でこの続きをお願いすることになっています。

 

 

文責:向所

2021年度【研究医養成コース】第2回技術セミナーを開催しました。

2021年9月22日 / イベント

2021年度 第2回 技術セミナーを開催しました。

 

 研究の基礎を習得する第2回技術セミナーを8/27, 8/30, 8/31, 9/6, 9/7, 9/8, 9/13, 9/14, 9/15に開催し、研究医コースの6名の方(1年 4人、2 年2 人)が参加してくれました。

 夏休みということで、1日目に培養細胞からcell lysate を調製し、そのタンパク定量を行い、2日目と3日目にその lysate を使って、 SDS-PAGE からWestern Blotをおこなうという3日間のセミナーを行うことができました。第1回のセミナーに参加してくれていた人も多く、また、実際に所属する研究室で研究を行っている方もあり、各工程、問題なくスムーズに進みました。得られた結果も、内部標準はしっかりと揃い、ターゲットはみんなの結果がほぼ同様の値を示し、新たな知見を証明できたと思っています。比較的時間に余裕があったので、ノートの書き方、ノートの重要性について語ったり、秤量時の注意や少量の秤量の仕方などを具体的に紹介したり、実験を失敗しない工夫などを講師の実体験からお話したりと、今後に役立ちそうな話題を織り込んでみました。少人数ならではの和気あいあいとした雰囲気の中、無事全工程を終えることが

できました。 

 受講後アンケートでも、興味深かった、今後の研究に役立つと思うという意見を多くいただき、第3回にも参加したいという、うれしい意見もありました。

 コロナ禍、入構禁止措置が取られていたり、ワクチン接種と重なったりと、大変な事情の中、無事執り行えたのは、学生課の方々など、皆さまのおかげと感謝しています。

 第3回技術セミナーは、春休みに、興味を持ってもらえるような内容で開催したいと思っています。

(文責:谷浦 直子)

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