医学・看護学教育センター

Education Center
for Medicine and Nursing

✨向所教授、第15回ベストティーチャー賞を受賞✨

2025年1月23日 / 高大連携, 高校訪問

 

 2023年3月27日(月)に医学科または看護学科において、授業を担当した講師(学内)以上の教員で、学生から評価が高かった教員に授与されます、ベストティーチャー賞の授与式が挙行され、当センターの向所教授が、受賞いたしました。

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松浦センター長(左)と向所教授(右)

 

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📢【中高生・保護者向け】講演会開催!滋賀県で医師として働く魅力発信!

2025年1月22日 / 一般の方向け, 新着情報, 高大連携, 高校訪問

滋賀県で医師として働く魅力発信!講演会参加者募集

 

 滋賀県で医師として働く魅力発信!講演会と題して、滋賀県保健医療福祉部

医療政策課主催で開催され、当センターの向所教授が講演されます。

 是非、ご興味のある方はご参加ください✨

 

 

🚩中高生および保護者対象🚩

日 時:2025年2月22日(土)14:00~16:00

場 所:草津市立市民交流プラザ 大会議室

    (草津市野路1丁目15-5 フェリエ南草津5階)

参加費:  無料
 
内 容:
     ・県が実施する制度紹介
     ・中高生が今取り組むべきこと
     ・現役医師による実体験談  
     ・現役医学生の大学生活や学習方法
      ※質問時間を設けています。
 
申 込:下記のURLから申し込んでください。

 

申込締切:2月20日(木)まで

 

 

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🧫2024年度【研究医養成コース】第3回技術セミナー🧫 「テーマ:実験の基礎 タンパク質」募集します!

2025年1月22日 / 技術セミナー, 新着情報

 🔵🔵研究医養成コースに在籍する学生を対象に開催します。🔵🔵

 

 

 

⭐詳  細 ⭐

 

対象者:研究医養成コースに在籍する低学年学生
昨年の第3回技術セミナーと同内容ですので重ねての受講は必要ありません。
配属教室で同等の実験を既に行っておられる学生さんは参加の必要はありません。

 

定 員:1回1~3名

 

◆日 程:

参加人数に応じて複数回実施予定。
同じ工程を2日間で行うコースと3日間で行うコースの両方を設けます。
2日コースの1日目は 9:00~18:30   さらに延長する可能性があります。
2日コースの2日目および3日コースの各日は 9:30~16:00 
いずれも昼休憩を、1時間取ります。時間がずれることがあります。
※2日間コースは、連続した2日で実施します。
※3日間コースは、1日目は離れてもよいが、あとの2日は連続している日で実施します。
 
 
【開催候補日日程】

2月13日(木)、14日(金)
2月19日(水)~21日(金)
2月27日(木)、28日(金)
3月3日(月)7日(金)
3月10日(月)14日(金)
3月17日(月)21日(金) ただし20日(木)は祝日
3月24日(月)28日(金)

 

 ◆内 容

🟠タンパク質の取り扱い
🟠 培養細胞からLysate 調製
🟠タンパク定量
🟠 SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動の原理と手法
🟠 Western Blotの原理と手法
🟠検出したバンドの解析

※具体的なスケジュールは、Web Class・研究医養成コースより確認してください。
 

  申込方法:Web Classより、上記候補日のうち、希望する日を、第1希望から第3希望まで入力してください

 

  ◆締 切2025年2月5日(水)13:00

 

 ⛄詳しくは当センターまでご連絡ください。

 

 

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2024年度 【学生向け】2024年度第4回輪読会を開催します

2025年1月14日 / イベント, 新着情報

 

🟡🟡🟡🟡2025年1月24日(金)16:20から輪読会開催🟡🟡🟡🟡

 

 

是非、ご参加ください。

 

 

 

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2024年12月9日(月)滋賀県立彦根東高等学校で講義します。(向所教授)

2024年12月2日 / 新着情報, 高大連携

🧑‍⚕️滋賀県立彦根東高等学校との高大連携事業において、向所教授が講義をされます👩‍⚕️

 

 🟡日 時🟡2024年12月9日(月)

 🟡対 象🟡1,2年生

 🟡テーマ🟡 「医療人となるための心構え~目標設定と未来思考~」

 

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2024年度 第3回 輪読会を終了しました。(谷浦特任助教)

2024年11月13日 / イベント, 新着情報

2024年度 第3回 輪読会を終えて

 

 

 去る、10月16日 (水) 16:20~、2024年度 第3回 輪読会が開催されました。

 会場を6階サイエンスカフェで予定していましたが、参加者希望者が多数、見込まれたことで、急遽開催場所を第1講義室に移しました。実際に、これまで最高の24人が参加してくれました。その内訳は、1年 11人、2年 8人、3年 4人と6年 1人で、うち1人は研究医コース外の方でした。低学年が多く集まってくれる傾向が続いています。

 最初に、論文Abstract の読み合わせを行いました。今回は、今年のノーベル医学生理学賞を受賞されたDr. Ambros ご自身で書かれたmicroDNA に関するreviewを取り上げました。ほぼ平易な単語で簡潔にまとめられており、短時間でも多くの方が読み取れたのではないかと思います。

 

 

 

 

 今回の発表者は、2名で、一人目は1年生の中村理帆さんが、夏休みの研究テーマと密接な関係を持つ論文、Gao C, et.al. Neuromuscular organoids model spinal neuromuscular pathologies in C9orf72 amyotrophic lateral sclerosis. Cell Rep. 2024 Mar 26;43(3):113892 の一部を発表してくれました。その論文はALSの患者さんのiPS 細胞から神経筋接合部のオルガノイドを作成したという、非常に興味深い論文で、Supplementaryの部分も含めると36ページにわたる大作でしたから、読みこなすのは大変だったと思います。中村さんは、自分の言葉でわかりやすく、しっかりと発表してくれ、質問に対しても的確に答えていて、素晴らしい発表でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人目は3年生の イナンル 仁貴 さんで、①Moss B. Understanding the biology of monkeypox virus to prevent future outbreaks. Nat Microbiol. 2024 Jun;9(6):1408-1416.   ②Cohen J, Tsanni A. Pulling back the curtain. Science. 2024 Aug 23;385(6711):818-823. doi: 10.1126/science.ads5753. Epub 2024 Aug 22. PMID: 39172846. という2報からの情報をまとめて、M-pox の過去から現在に至る変遷を流暢な英語で紹介してくれました。スライドも見やすく、わかりやすい言葉を選んで発表してくれたので、英語であっても多くの方が理解できていたと思います。上級生の方々は、英語で質疑応答されていて、レベルの高さを感じました。

 最後に参加者の皆さんの感想を聞かせていただきました。1年生でしっかり発表していて刺激を受けた、研究への意欲が高まった、わかりやすいスライド作りの参考になった、など、いい影響を受けて今後につなげていただけそうで、大変うれしく思っています。

 

 

 

 

 今後の輪読会では、英語の得意な人には英語での発表もお願いしつつ、低学年の方には、人前で発表を体験する場として参加できるように、幅広く色々な発表者を支援していきたいと思います。

 輪読会の開催にかかわってくださった多くの方々に感謝しています。

                       文責:谷浦

 

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【学生向け】2024年度第2回技術セミナーを実施しました。

2024年11月11日 / イベント, 新着情報

2024年度 第2回 技術セミナー を終えて

 

 

  

 研究医養成コースの低学年の学生を対象とした、本年度 第2回目の技術セミナーを8月上旬から9月中旬までの計16日間、開催しました。1回のセミナーは連続しない2日間という日程で行い、1年生 12人、2年生 1人、3年生1人 の 計14人 が参加してくれました。テーマは昨年より夏休みに行うようになった「分子生物学の基礎実験(DNA/RNAの取り扱いと形質転換)」としました。遺伝子組み換えを含むため、70分の講義ビデオを視聴して、遺伝子組み換え取り扱い従事者の申請をした人のみが参加できる、ややハードルの高いセミナーでしたが、夏休みにもかかわらず、しっかりと講習を受けて、参加してくれました。

 

 

 

 内容としては、株化細胞からのRNA抽出、RT-PCRによるcDNAへの変換、そのcDNAを鋳型とした目的配列DNAのPCRでの増幅、さらに、Vector への組み込みと、形質転換、プラスミドの精製と制限酵素処理産物のアガロースゲルでの解析、それに加えコンピーテントセルの調整と、一通りの実験操作を体験してもらいました。

 

 

 皆さん、真剣に取り組んでくれて、すべての工程をやり切ってくれました。受講後のアンケートでは、セミナーの内容については、初めて知ることが多く興味深かった、もしくは、既に知っていることが多かったが再認識できて有意義だった、と言っていただきました。また、全員が、今後の研究に役立つと思う、もしくは、ある程度役立つと思う、と回答してくれました。ただ、何人かは目的とするインサートバンドが得られず、その中に、PCR法の経験の有無に関わらず実験が滞りなくできるようサポートしてほしいとの声がありましたので、その方に対しては、やり直しセミナーを提案し、希望日に再チャレンジしてもらう予定でいます。アンケートの自由記載欄には、

  • 実験テーマが面白かった:遺伝子組み換えという自分の身の回りでたまに見かける一方でよく知らなかったテーマであり、興味を持って実験できた。
  • 実験難易度がちょうどよかった:実験初心者の自分にとって、やりごたえがありつつも難しすぎず、楽しめた。
  • 普段は実験をしないような研究をしていて、自分の研究に直接役立つわけではないけれど新しいことに挑戦してみたいという思いで参加させていただきました。とても学ぶことが多くて楽しめました。
  • 実験手技だけでなく、その仕組みなども教えていただいて、とても興味深かった。

など、楽しく参加し、有意義に感じてくれた学生さんの声を聴くことができました。丸2日間、ほぼ実験だけに費やすことは初めての経験という人が多く、貴重な体験だったのではないかと思います。これを機に、研究に興味をもってくれたり、進行中の研究への意欲が高まってくれたりすることを切に願います。これからも、学生さんに研究の楽しさを伝えていきたいと思います。

 

                                 文責:谷浦

 

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【学生向け】「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ2024第五弾!を開催しました。

2024年11月5日 / 新着情報, 講演

 

 課外授業シリーズ2024の最終は、「地域ケア・街歩き」出会いと歩みで“みるみる”めぐる長浜城下町ツアー」として長浜を散策しました。今回、浅井東診療所 所長 松井 善典先生、アネラ訪問看護ステーション 管理者 北川 理恵様、一般社団法人 sweetハート 元長浜市保健師OB 織田 里美様、長浜まちづくり株式会社 常務・風景デザイナー 竹村 光雄様にお話しを伺うことができました。

 

 

 

 

 場所は、長浜を代表する近代和風建築の北国街道 安藤家をお借りしました。長浜市内を散策しながら、各講師の方から地域の特徴や課題についても聞くことができました。

 

 

 

 

✨参加者からの感想✨

・医師から患者さんに対して助言をするのではなく、患者さんが自発的に行動変容ができるように促すことによって患者さんが自ら健康を維持できるようになることが最も学びなりました。

・保健師の方が、住民の方を積極的に支援するより一歩引いた立場で支援を行い住民の方の自立を促すべきであるというお話が大変印象深かったです。

・長浜という歴史ある街、そこで活動してきた方々、また、未来のために今活動されている方々からお話を聞くことで、まちづくりや地域医療を考え際に、時間軸を取り入れるのとができるようになったと感じます。

 

 

    

 

 

 座学とは違い、その土地に足を踏み入れることで感じれるものが多くありました。地域をよく知っておられる講師の方々との対話から、患者さんとのコミュニケーションをとるための多くのことを知ることができ、学び多いものとなりました。

 

  

 

 

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【学生向け】「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ2024第四弾!を開催しました。

2024年10月29日 / 新着情報, 講演

 

 「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ2024 第四弾!は2024920日(金)17時から「家庭医療×まちづくり医療と地域の新しいつながりを考える~全ての医療従事者、学生のために!人と地域の絆を学ぶ~」と題して開催いたしました。1年生の前期配当科目である「医学概論Ⅰ」で講師をしていただいており、20年以上訪問医療をされ、地域丸ごとケアを考えておられる永源寺診療所 所長 花戸 貴司先生をお迎えしました。今回、学生16名、教職員2名が参加いたしました。

 

 

 

 花戸先生ご自身の現状のお話しを含め、介護についてお話しいただきました。人口減少社会の中で、単身の高齢者の増加がみられることで、本人だけでなく介護家族も含めて社会的孤立にならないようにすることが大事だということ、地域とのつながりが大切だということをお話ししていただきました。先生の診療所内に併設されたフィットネスジムやレストランは、地域の人とのコミュニティが築きやすいようにされていることがわかり、学生の皆さんには新しい気づきとなる貴重なお話しでした。今回、随所にクイズや質問を取り込んでいただき、QRコードで回答するなど、今までにない形で学生さんは参加されすることができ、楽しい時間になりました。

 

✨参加者からの感想✨

・高齢化や人口減少など、現在の日本社会にある問題について、具体的なデータやグラフを見て理解を深めることができました。

・社会的孤立の中にも種類があり、時代や地域に応じて現状を正しく把握して対応することが大切だということ。

・花戸先生が、高齢化・人口減少が進む社会の中で、抗いながらも前に進んでおられる様子が印象的でした。また、私はコミュニティづくりにも興味がありましたが、そのヒントを得ることができました。

 

 

 

 質問も途切れず、丁寧にお答えいただき有意義な時間を過ごすことができました。

 

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【学生向け】「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ2024第三弾!を開催しました。

2024年10月29日 / 新着情報, 講演

 

 

 「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ2024 第三弾!は2024年9月6日(金)16時から「地域医療×公衆衛生 家庭医から学ぶ!地域住民集団の健康を守る」と題して開催いたしました。今回、グループワークをするということで、学生同士でテーブルを寄せ合い、学生15名、教職員2名が受講いたしました。

 

 今回、以前から課外授業シリーズでお世話になっている医療法人滋賀家庭医療学センター弓削メディカルクリニックの中村琢弥先生をお迎えいたしました。中村先生はジョンズホプキンス大学で公衆衛生大学院修士号(MPH)を取得されていていることから、大学院修士号の取得に至るまでのお話しをしていただき、学生さんにとって興味深いものをなりました。

 

 中村先生がご勤務されている弓削メディカルクリニックは竜王町に所在しているので、竜王町での終末期について、住民の方の思いや地域の方へのさまざまの周知や行政と関わりについてお話しいただきました。

 グループワークでは、「ワクチンを多くの方へ届けたい」とし、初めてのワクチンでまだ住民の方に不安があり、十分な予防効果があるものをどのように住民の方に接種してもらえるようにするのか、という課題となりました。低学年、高学年問わず、あまり考えたことがない課題に皆さんで、熱心に話し合いをされていました。

 

 

✨参加者からの感想✨

・MPHを取ることによる医師生活へのメリット。

・公衆衛生に対してどのように取り組んでいくかをグループワークを通じてよく学べました。

・公衆衛生のコースをとることで、研究に繋がるだけでなくキャリアが広がるということ。

・双方向型の講義で楽しかったです。

 

 

 

 中村先生からありがたい助言などをいただき、質問も途切れることがなく時間を延長しての終了となりました。

 

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