【学内向け】「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ2022 第五弾!が終了しました。
2023年1月20日(金)18時00分から滋賀県医師キャリアサポートセンターと当センターの共催で今年度最後となる課外授業シリーズ2022 第五弾!を開催しました。
今回は、弓削メディカルクリニックから理事長 雨森 正記 先生、浦山 守 先生、平田 詞子 先生に来所いただきました。

まず、初めに雨森先生からご挨拶いただきました。へき地医療で奮闘されている先生は多くおられ、そこでは様々な症例の患者さんに向き合い、勉強されている近況を紹介いただきました。
平田先生は、永源寺診療所で学ばれたことを講演していただきました。永源寺は高齢化が進んでいることもあり、行政やご近所の方での定期的な情報交換をすることによって、高齢者を支える地域づくりにつなげられていました。本人の希望に添えるような介護を進めることができるためには、「地域の力」がとても大事だとお話しいただきました。
浦山先生は、「総合医療」をされている上でのお話をしていただきました。様々な症例をゼロから診療され、診断がついてから診療方向や・患者様の生活面での判断・決断の難しさについて、お話ししていただきました。
地域医療が、へき地に住んでいる方すべての人にとって、大きなよりどころになっていることを感じる授業でした。
講義は、春休みにWebClassに掲載いたします。当日参加できなかった人は、是非この機会に視聴してください。
🎈🎈🎈🎈🎈オンデマンド配信詳細🎈🎈🎈🎈🎈
★2023年3月1日(水)~3月31日(金)
★WebClass→「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ2022→
第五弾!【雨森先生、浦山先生、平田先生】 動画
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🚩また、課外授業シリーズ2023は、春以降開催予定です。詳細は随時、掲載していきますので、是非お越しください。
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一人目の発表者は、5年生の須賀弘篤さんで、 Kuroda, Sachiko and Isamu Yamamoto, “Workers’ Mental Health, Long Work Hours, and Workplace Management: Evidence from workers’ longitudinal data in Japan,” RIETI Discussion Paper, No.16-E-017, Research Institute of Economy, Trade & Industry, 2016 を紹介してくれました。我々社会人はもちろん、学生さんも近い将来直面する労働時間とメンタルヘルスに関する話題は、身近で興味深い内容でした。統計の取り方によって結果が変わってくるため、条件が大切だということがわかり、また、働き方の意識改革を惹起する意味でも有益な発表でした。
二人目の発表者は4年生の徳田裕人さんで、CRISPR/CAS9 について “Scientifc Background on the Nobel Prize in Chemistry 2020 ‘A TOOL FOR GENOME EDITING’”を資料として紹介してくれました。その画期的なアイデアがもたらした科学の発展についての紹介と、ご自分の研究をつなげ、更に倫理的制約について述べられました。英語も明瞭で速さ、トーンともに聞きやすく、学生の皆さんも言語の壁を感じることなく楽しめたのではないかと思います。
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