医学・看護学教育センター

Education Center
for Medicine and Nursing

【学内向け】新任教員に対するFD研修会を開催します。

2022年4月5日 / FD情報, FD研修

 2022年4月18日(月)16時から基礎講義・実習棟2階・B講義室にて新任教員に対象としたFD研修会をハイブリット方式(対面とZoom配信)で開催します。

 

 本学の理念・使命、授業、成績評価や遠隔授業、ハラスメントなどの重要な内容に確認いただく機会になりますので、新任教員以外の先生方も歓迎いたします。TA・RAを担当される大学院生の方は、是非、ご参加いただきますようお願いいたします。

 

 

 ★日 時 2022年4月18日(月) 16時00分~(1時間15分程度)
 ★場 所 B講義室(基礎講義・実習棟2階)
 ★内 容
 ・本学の教育理念等について・・・・・・松浦理事(副学長)
 ・講義、出欠確認、レポート、

   筆記試験、成績評価について・・・・伊藤副理事
 ・遠隔講義システムについて・・・・・・重歳マルチメディアセンター助教
 ・授業評価システムについて・・・・・・扇田教授

                   (医学・看護学教育センター運営会議委員)
 ・ハラスメントについて・・・・・・・・小川保健管理センター准教授

 

👉お問い合わせ先:学生課学生企画係 【TEL】 077-548-3597

 

 

 

2021年度 【研究医養成コース】第3回技術セミナーを開催しました。

2022年4月5日 / イベント

2021年度 第3回 技術セミナー

 

 研究の基礎を習得する第3回技術セミナーを3/17~18、3/24~25の2回、開催しました。年度末で何かと忙しい時期ではありましたが、研究医コースの4名の方(1年 3人、3年1人)が参加してくれました。

 今回は、予めカバーガラス上にそれぞれ播種した3種類の株化がん細胞を、4種類の抗体で免疫染色し、DAB発色法で検出する一連の実験を、2日間で行いました。このセミナーは両日程とも少人数でしたので、実演を交えた説明や、個々の操作を間近に見てのアドバイスができ、よりきめ細かな指導ができたのではないかと思います。また、今回は密を避けるため、蛍光顕微鏡の使用を見送り、DAB発色法を用いましたが、操作に関して、蛍光染色ならばどうするかも含めてお話しできたので、今後の参考にしてもらえたのではないかと思います。DAB法の良い点として、結果がすぐに細胞全体として可視化され、データの取り込みも簡単であったことから、細胞の種類によるタンパク発現の違い、細胞におけるタンパクの発現様式の違い、細胞周期の各過程における発現の違いなどを、皆、興味深く観察してくれていました。

 実験の合間には、論文を書くために必要な情報を実験時から詳細に記載しておくことの重要性や、写メを活用したノートの書き方など、研究一般に広く共通する基本事項にも触れたつもりです。

 これが初回の方もありましたが、2回目、3回目の方もおられ、セミナーとして1年に渡って関わりをもち、研究への支援ができているとしたら、うれしい限りです。 

 受講後アンケートでも、興味深かった、今後の研究に役立つと思うという意見を多くいただき、来年度の励みになります。技術セミナーは基礎的な技術の習得を目的としており、基本的には次年度以降、1年生を対象にすると考えていましたが、アンケートでは、発展した内容であれば参加したい、学年が上がっても技術セミナーは必要だという意見を頂きましたので、学生さんのニーズに合ったセミナーを考えていきたいと思っています。

 コロナ禍が続いている中でのセミナー開催でしたが、学生課の方々など、皆さまのおかげで、無事執り行うことができました。ありがとうございました。                         文責:谷浦

                                             

2021年度【研究医養成コース】第3回技術セミナーを開催します。

2022年3月17日 / イベント

 研究者として必要な能力(細胞の免疫染色)を養成し、基礎医学研究能力の向上を目指す目的として
研究医養成コースに在籍する学生を対象に第3回技術セミナーを行います。

 

 

☆ 詳  細 ☆

    【日 程】 3月17日(木)~18日(金) 、3月24日(木)~25日(金)

      【時 間】9:30~16:00(2日目は半日(午前または午後))

    【テーマ】細胞の免疫染色株化癌細胞をあらかじめカバーガラス上に

         培養しておいたものを用いて、免疫染色(DAB)を行う。

      【場 所】基礎棟4階 中央 病理学講座人体病理学部門 実験室 #470

 

【オンデマンド配信】「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ 第五弾!実施しました。

2022年2月3日 / 講演

「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ 第五弾!終了しました。オンデマンド配信します

 

 2022年1月20日(木)18時00分から滋賀県医師キャリアサポートセンターと当センター共催で課外授業シリーズ第五弾を行いました。

 今回は、弓削メディカルクリニック・理事長の雨森正記先生と指導医の喜多理香先生にご来校いただきました。

 

 喜多先生からは、プライマリケア、家庭医療、在宅医療について詳しく説明していただきました。またへき地での経験や患者さんとのやりとりなどお話ししていただきました。

 

 

 

 

 次に雨森先生のお話しでは、弓削メディカルクリニックに赴任されて、先生がぶつかった壁、乗り越えていった経緯、家庭医の魅力などについて熱く語っていただき、非常に興味深い内容でした。質疑応答もさかんに行われ、参加者にとって大変有意義な時間になりました。

 

 

 

 

 当日参加できなかった方は、オンデマンド配信をします。是非視聴してください。WebClassに掲載しています♪

【期間】2022年1月24日(月)~3月11日(金)

2021年度【研究医養成コース】第5回輪読会を終了しました。

2022年1月24日 / イベント

第5回 輪読会を終えて

 

 1月12日(水) 16:30~18:00 第5回 輪読会を開催しました。

 この日は、3年生の二人が発表してくれました。

 一人目は第2回輪読会で論文前半を紹介してくれた小峰愛理さんの再チャレンジで、

Lafont E. et al.  TBK1 and IKKε prevent TNF-induced cell death by RIPK1 phosphorylation:Nat Cell Biol. 2018 ; 20(12): 1389–1399. doi:10.1038/s41556-018-0229-6のFig 4 以降について発表してくれました。この論文は一つ一つ丁寧に立証していき、膨大なデータから結果を導き出していくものでしたが、丁寧に読み解き、わかりやすく説明してくれました。

 

 

 もう一人は、吉村碧海さんで、Christopher D. Carey, C.D. et. al., Topological analysis reveals a PD-L1-associated microenvironmental niche for Reed-Sternberg cells in Hodgkin lymphoma : Blood 2017;130(22):2420-2430,  DOI 10.1182/blood-2017-03-770719. について発表してくれました。この論文は、生検サンプルを用いて、免疫蛍光法とデジタル画像解析により微小環境を解析するもので、これまでの発表とは切り口の異なる興味深い論文紹介でした。

 

 

 どちらの発表に対しても、活発な質疑応答がなされ、それによってさらに理解が深まりました。忙しい日程の中で、発表を準備してくれた演者にも、参加してくれた方にも有意義な時間であったと思います。

 これで、今年度の輪読会がすべて終了しました。来年度は、学生さんが参加しやすく、楽しめる輪読会を目指して、更に盛り上げていきたいと思います。

文責:谷浦

2021年12月20日(月)高校訪問します。【守山高等学校】

2021年12月17日 / 高校訪問

患者由来がんモデル研究会 2021で特別講演をしました。

2021年12月17日 / 講演

 2021年12月15日(水)から17日(金)、患者由来がんモデル研究会2021がありました。向所教授は17日(金)に「新規 3 次元培養技術“Tissueoid cell culture system”のがん研究への応用」について特別講演をしました。

 

      開催日:令和3年12月15日(水)~17日(金)

      形 式:Web講演会

      オーガナイザー:近藤格(国立がん研究センター研究所)

【学内向け】「反転授業」に関するFD研修会を開催します。

2021年12月16日 / FD情報, FD研修

 2021年12月21日(火)15:30から当センター主催でFD研修をハイブリット方式(対面とZoom配信)で開催します。

 昨今学修の効果を高めるための具体的な教育方法として注目されている反転授業や反転授業の際に用いる資料の作成方法について説明いたします。
 対面で参加いただける方には、SUMS e-Learning WebClassを用いた教材作成のワーク、また質疑応答の時間を設けます。
 対面の参加者は、事前登録が必要となります。参加ご希望の方は、下記までご連絡ください。

    日 時:2021年12月21日(火)15:30~17:00
    会 場:マルチメディアセンター演習室
    申し込み方法:
      ◆当日対面参加者
      (1)氏名
      (2)WebClassログイン用のメールアドレス 
      上記を学生課学生企画係 hqgkikak☆belle.shiga-med.ac.jp)にお知らせください。

      (☆を@に変換してください)
      ◆Zoom参加者
      既に学生課学生企画係より全学へ通知しております、以下件名のメール本文のURLからログイン

      してください。

       件 名:「【全学通知】「反転授業」に関するFD研修会の開催について」
                                (12/9、12/15通知)

    お問い合わせ先:学生課学生企画係 【TEL】 077-548-3597

1月20日(木)「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ第五弾!

2021年12月13日 / 講演

2021年度【研究医養成コース】第4回輪読会を終了しました!

2021年12月8日 / イベント

第4回 輪読会を終えて

 

 12月6日(月) 16:30~18:00 第4回 輪読会を開催しました。

 この日は、4年生の吉岡美奈さんが、

Helman A et al., A Nutrient-Sensing Transition at Birth Triggers Glucose-Responsive Insulin Secretion: Cell Metab 2020 May 5;31(5):1004-1016について、

 

 

 

また、4年生の椿遥花さんが、

Jeff Sevigny et.al.,  The antibody aducanumab reduces Aβ plaques in Alzheimer’s disease :  Nature  2016 Sep 1;537(7618):50-6 について、

 

 

 

 

更に4年生の菊池修平さんが Nishikura N. et.al., Postweaning Iron Deficiency in Male Rats Leads to Long-Term Hyperactivity and Decreased Reelin Gene Expression in the Nucleus Accumbens:J Nutr 2020 Feb 1;150(2):212-221. について

それぞれ発表してくれました。

 

 

いずれも、非常にわかりやすい良い発表でした。その後、非常に活発な質疑応答がなされました。内容の濃い、充実した輪読会でした。

  

 

文責:向所

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