医学・看護学教育センター

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「2025年11月」の記事

【学生向け】「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ2025第二弾!を開催しました。

2025年11月28日 / 新着情報, 講演

 

 

  

 

「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ2025 第二弾!は2025年10月16日(木)18時から「コミュニティナース×総合診療医“まち”に出て“つながり”でケアする~おせっかいと社会的処方~」と題して開催いたしました。講師に株式会社CNCから多々納知鶴先生、鳥取大学から孫大輔先生をお迎えしました。島根県、鳥取県と遠方よりお越しいただきました。今回、医学科14名、看護学科2名、大学院生2名、研修医1名、教職員等5名の参加者がありました。

 

 

 多々納先生からは所属されているコミュニティナースについて詳しくお話しいただきました。コミュニティナースとは、職業の名前などではなく、地域の人の身近で毎日の健康や楽しさといったことを一緒に作っていく「よいおせっかい」的存在であるとおっしゃっていました。移動販売車や郵便局など何気ないところにいて、地域の皆さんの肉体的だけでなく精神的・社会的にも元気な状態を目指されていました。グループワークも多々納先生だけでなく、孫先生や浅井東診療所の松井先生にも参加していただき、活気づいたものになりました。

 

   

 

 

 

 次に孫先生の講演では、待ち医者(待ってるだけの医者)ではなく、街中へでてゆるいつながりで地域の人とつながっていく、そういったウェルビーイングがとても大事とおっしゃっていました。先生ご自身で映画を撮られたり、またそういった場所にいろんな人が集まる、多職種の方とのゆるいつながりを実感されていました。

 

 後半は先生方へ質問時間とさせていただきました。長時間の質問時間ではありましたが、途切れることがなく、また先生方には許す限りお答えいただき、とても有意義な時間となりました。

 

参加者からの感想

・今回の内容でしたら、3~4時間ぐらいあるとよかったなと思いました。それぐらい充実した内容でした。

・医学生、看護学生ともに興味のもてる、面白いコラボレーションだったと思います。

・貴重なお話をお聞きできて楽しかったです。 

 

 

 

 

 

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【学生向け】「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ2025 第五弾!を開催します。

2025年11月25日 / 新着情報, 講演

「学内で地域医療の体験ができる」課外授業シリーズ2025 第五弾!を開催します。

 

 

詳しくは、下記をご確認ください。

 

 

🟥🟥第五弾🟥🟥

何か専門を取ってから総合診療へ行ったほうがいいと言われましたが、
そうなんですか?~ダブルボードとかEBMとかってかっこいいですよね~
 
 

🟥日 程:2025年12月26日(金)16:30~18:30

🟥講 師:聖母病院 総合診療科 南郷 栄秀先生

🟥対 象:滋賀医科大学医学科・看護学科学生、研修医

🟥申 込:WebClassから申し込みをしてください。

      WebClass→「学内で地域医療の体験ができる」

     課外授業シリーズ→2025年度 第五弾!南郷先生→

     2025年第五弾申し込み

     受付は12/23(火)13:00まで

 

 是非、ご参加ください。

 

 

 

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【学生向け】2025年度第3回輪読会を実施しました

2025年11月5日 / イベント, 新着情報

2025年度 第3回 輪読会を終えて

 

 

 10月17日(金)に2025年度 第3回 輪読会を開催いたしまいた。今回は、3名の学生さんに発表していただきました。

 1人目は2年生の大野望さんが、Livingston G, et al. Dementia prevention, intervention, and care: 2024 report of the Lancet standing Commission. Lancet. 2024. PMID: 39096926を発表してくれました。認知症の発症リスクに関する最新のReview論文をうまくまとめ、参加者にわかりやすくプレゼンしてくれました。

 

 

 

 2人目は2年生の中村理帆さんが、van Tartwijk FW, et al. Mutation of the ALS-/FTD-Associated RNA-Binding Protein FUS Affects Axonal Development. J Neurosci. 2024. PMID: 38692734を発表してくれました。ALSや前頭側頭型認知症の原因となる変異遺伝子に関する原著論文で、概要から実験内容まで詳しく勉強し、プレゼンしてくれました。質疑応答では鋭い質問が飛び出すなど、論文の批判的査読という輪読会の主題に沿った良い発表になりました。

 

 

 

3人目は2年生の野村明生さんが、Tamura K, et al. Social Determinants of Cardiovascular Disease. Circ Res. 2022. PMID: 35239404を発表してくれました。心血管疾患に対する社会的決定要因をまとめたReview論文をわかりやすく説明してくれました。疫学的なものから分子学的なものまで幅広い内容となっていましたが、20分の時間にうまくまとめて発表してくれました。

 

 

 

 20名近くの学生さんに参加していただき、非常に活気のある会になりました。最後に1人ずつ感想をお願いすると、Review論文がどのようなものか知らなかったという学生さんが多くおられ、論文というものに触れる良い機会になったのではないかと思いました。また、終了後には次回発表予定の学生さんから早速次回へ向けての相談や次回の発表希望の立候補があるなど、第4回が楽しみになる会になりました。

 

 また、今回の2025年度第3回輪読会は、学務課および医学・看護学教育センターの方々、特に前任者である谷浦先生の手厚いサポートのもと、無事開催することができました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

 

文責:前川 毅

 

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